2023年09月16日
キャンプin海山 またも雷雨
三重県紀北町のキャンプin海山(みやま)に行ってきました。
長期予報では連日曇天だったのにまたも雷雨に遭遇、銚子川は濁流になり上流のダムが放流を続けていました。
だけども翌日には濁りはとれ、流量も落ち着くと分かっていましたので、気になりません。熊野地方では、雨を避けてのキャンプは無理ですね。
アルペンスタイルが基本なので、テントも小型です。
平日なので利用者はほとんどいません。
ソロストーブの薪に点火して豚ロースを焼き、これをつまみにしてウイスキーを飲みました。
タープの下から、正面の山の斜面と銚子川の川面を見ながら酒を飲むのが至福のひとときです。
翌日、キャンプサイト前の銚子川で川底を覗くと、ボウズハゼがいました。藻が主食のため餌釣りでは釣れません。次回はタモ網を持ってきてガサガサで捕まえようかと思います。
気になっていた便石山(びんしやま)の象の背に行きました。国道42号から見える山頂付近の岩です。
確かに象の背中のように見えます。
多くのハイカーが岩の先端まで行ったのでしょう、岩の背の部分が少しすり減っています。
湿っていて苔が少しへばりついているのでスニーカーではグリップが効いていないと感じながら進んでいきます。
もう少し先が天辺です。
右手に見えるは尾鷲市街地。釣りをした尾鷲港の堤防、国道42号等市街地のほぼ全域を見渡せます。
左手に見えるは銚子川下流域。
象の背からの眺望は素晴らしいの一言でした。
が、足元は極めて危険ですね。すべって左右どちら側に落ちても10数mは墜落します。高木の天端が下に見えるので地面までは15m以上あるようです。戻るために方向転換しますが、大変緊張しました。グリップが効いていない...。
キャンプin海山から林道を進み、登山道に入るところに道標があり、足元には杖が多数置かれています。ぜひともこれを使った方がよいですね。初心者無向けの登山道と言われていますが、便石山の頂上に至るまで階段か急な崖の連続なので、極めてきつい登りになります。また下りはさらにきつい下り坂になります。
「来るんじゃなかった」私の感想です。
それに日本有数の多雨地域なので湿度が高く、ズボン・シャツともビショビショ・ダクダクになり、キャンプ場に着いた時点ではヘロヘロになりました。センターハウス近くのベンチでしばらくの間ダウン。
キャンプ場からの帰路に立ち寄った紀宝町のウミガメ公園。アオウミガメの甲羅の日章模様が美しい。
熊野那智大社の八咫烏と大漁旗。
キャンプin海山のキャンプサイトはいつ来ても良いところでした。
今度はボウズハゼを捕獲するか。
魚飛渓ではクマの目撃情報がありましたので、注意が必要です。
Posted by 風来坊01 at 11:59
│キャンプ場