2024年01月21日
椿とスミレ の開花
椿の桃色の花が咲きました。種類は紅侘助(ベニワビスケ)です。
1月の大寒の頃に満開になります。
鳥媒花なので、ヒヨドリが毎朝蜜を吸いに来ます。
花が落ちるときは、雌しべだけ残して、花びらと雄しべが一体となって床に落ちます。
まるで床に椿の花が咲いているようです。「落ち椿」と言います。
これが残った雌しべです。
ヒヨドリが受粉を手伝ってくれるので、秋には大きくて硬い種になります。
こちらは近くの車道脇の植栽桝に生えていたスミレです。
か弱い可憐な花というイメージがありますが、そんなことはありませんでした。
次々に花を咲かせ種を飛ばします。花だけでなく花を咲かせない閉鎖花でも種を飛ばします。
移植後数カ月すると、あっという間に周辺の植木鉢にはスミレだらけになり、あちこちで紫の花を咲かせています。
ベランダの椿とスミレの話でした。
椿の花にはメジロも来るそうなので期待してます。
床に落ちたスミレの種が流されて、排水桝に少し溜まった土砂で芽を出していました。いずれ開花すると思います。
Posted by 風来坊01 at 14:32
│花木