2020年11月07日
BROOKS革サドル 黒く染める
最近の自転車部品は黒い塗装のものが多くて、茶色のサドルを付けてみると、なんだか浮いた存在になります。
そこで黒く染めることにしました。以前レザークラフトをしていたので、クラフト社の染料・レザーコートを使うとうまくいくだろうと軽く考えていました。
写真は、アセトンで茶色の着色を剥がしたところです。簡単に茶色を落とせました、もう後戻りできません。茶色は表面だけで、革にしみ込んでいません。
黒色のクラフト染料を5倍希釈して1回目の染色。革に染料がすっとしみ込みます。繰り返すこと5回。
なんとかムラなく黒くなりました。
レザーコートで色止めします。銅の鋲部分が染料で緑色になるので、綿棒にアセトンを含ませてふき取り。
染料が厚ぼったいのと、レザーコートにムラが出たので一部やり直し。
アセトンでレザーコートを剥がし、染料の厚い箇所をふき取り。
この段階で革にしみ込んだ染料は、もはやアセトンでは落ちないようになっています。
レザーコートを水で50%に薄めて1回だけ刷毛塗り、完了。
Tyrell FXに取り付けてみました。
多少ムラがあったりして、なんとなく失敗している感がありますが、茶色より見た目が良いのでよしとしました。
塗料の水分が抜けきっていないので、革がやや柔らかくなっており、以前より痛みが軽減されています。
重量が500gもあるので重いのですが、しばらくはこれを使ってみますか。
注)記載の方法は推奨するものではありません。染色する方はあくまで自己責任で行ってください。
Posted by 風来坊01 at 11:36
│サドル